訪問診療 ・ 往診

多くの人はなるべく住みなれた家や施設で過ごしながら、病気の治療や療養をしたいと希望されます。

一方、病院に入院していたほうが「安心」と考える人もいます。

当院では、自宅や施設で医療やケアをおこなう訪問診療を、本人や家族の希望に沿いながら皆さんが安心して療養できるようなかかわりをもちながら行っています。

2025 在宅療養支援診療所報告 在宅看取り数

 

 2024年8月から2025年7月までの1年で37人の患者さんを担当いたしました。

訪問診療と往診を808回行い、うち緊急往診は28回でした。

ご自宅や施設等で看取りをさせていただいたのは4人でした。

担当した患者様で、療養上の事情や病状などで他の医療機関にお願いしたかたが4人おられました。



在宅医療とは

本人の居宅や入居している施設でおこなう診療を、在宅医療(在宅診療)といいます。

訪問診療とは

あらかじめ患者さんと診療の計画を立てて、定期的に患者さんのご自宅に出向いて診療を行います。

患者さんの状態に応じて、月に1回とか2週間に1回などの予定をたてて診察を自宅でします。

往診とは

患者さんの求めに応じてそのつどお宅に出向く、予定されていない診療を往診と言います。例えば、訪問診療を受けている患者さんが、急に具合が悪くなって臨時にご自宅で診察をする場合も往診になります。

在宅療養支援診療所とは

当院は「在宅療養支援診療所(連携型機能強化型)」です。

以下のような基準を満たしており、急な状態の変化などでも対応する体制をとっています。

1.24時間対応で連絡を受け往診することができる

2.当院で対応でできなときは、他の医療機関と連携をする

3.24時間対応で訪問看護が受けられる体制をとる

4.緊急で入院できる病院と連携をしている

5.適切な意思決定支援を指針に沿っておこなう など

訪問診療の対象は

以下のような方たちが対象になります。

1.一人で通院するのが難しい

2.介護サービスを受けている

3.外出が難しいが定期的な健康管理が必要

4.最期まで自宅で過ごしたい  など

訪問診療でできる治療や処置は

通常の診察や処方など

療養の相談や指導など

処置:

点滴、経管栄養(胃ろう・経鼻経管)、中心静脈栄養

糖尿病等の自己注射、在宅酸素

気管切開カニューレ、人工呼吸器管理、膀胱留置カテーテル

疼痛の管理、褥瘡(床ずれ)の管理 など

※ 上記以外にも、さまざまな可能や治療や処置がありますので、ご相談ください。

お問い合わせ・療養計画の立案

まずは当院にご連絡、お問い合わせください。

今後の診療計画を相談します。当院からの診療の他にも、介護保険サービスや24時間対応の訪問看護サービスなどを利用した方がよいことがあります。

介護保険を利用する時は、包括支援センターやケアマネージャーとともに相談して、必要で負担の少ない在宅療養環境を作ることができます。 

 

訪問診療について(連携型機能強化型在宅療養支援診療所)
訪問診療について(連携型機能強化型在宅療養支援診療所)