肺炎球菌ワクチンについて

【肺炎球菌感染症とは】

肺炎球菌は気道の分泌物や唾液を介して感染します。

肺炎や中耳炎、副鼻腔炎、敗血症などの重い合併症を引き起こすことがあります。

65歳以上の高齢者の場合、この肺炎球菌が肺炎の原因菌の第一位を占めています。

特に高齢者や慢性疾患をお持ちの方、喫煙者などは特に重症化しやすい病気です。

ですので、高齢者や基礎疾患・慢性疾患をお持ちの方は予防接種で肺炎球菌感染症のリスクを減らすことが重要となります。

 

【定期予防接種】

対象:年度内に65歳になる方

ワクチンの種類:プレベナー20沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン PCV20)

費用(佐賀市在住の場合):3,400円

※ 佐賀市以外の方は、お住まいの自治体でご確認ください。

 → (佐賀市)肺炎球菌感染症予防接種について 

  (厚労省)高齢者の肺炎球菌ワクチン

【任意予防接種】

対象:定期接種以外で希望される方

【ワクチンの種類と費用】

プレベナー20:11,000円(税込)

ニューモバックスNP:7,700円(税込)

キャップバックス:13,750円(税込)

【ワクチンの種類と接種の考え方】

プレベナー20

肺炎球菌の血清型のうち20種類に効果がありニューモバックスNPとほぼ同様のカバーで、予防効果がより長く持続すると推定されています。

小児期の接種ワクチンでも使用されています。

ニューモバックスNP

肺炎球菌には90種類以上の型(血清型)があり、定期接種で使用されるニューモバックスNPはそのうちの23種類の血清型に効果があります。

キャップバックス

特に高齢の成人の重症肺炎の原因として問題となる菌をターゲットに、新しい種類を多く含んでいます。

肺炎リスクにより重点的に備えたい方はご検討ください。

 

★ワクチン接種の考え方★

(A) 肺炎球菌ワクチン未接種で65歳の方

定期接種で「プレベナー20」の接種が可能です。

持続する効果が期待できますので、追加接種の必要はありません。 

(B) 肺炎球菌ワクチン未接種で66歳以上の方

① プレベナー20もしくはキャップバックスを任意で接種することができます。以降は追加接種の必要性はありません。

② ニューモバックスNPを任意で接種することができますが、5年ほどで効果が落ちてきます。

(C) ニューモバックスNP、プレベナー13、バクニュバンスを接種したことがある方

プレベナー20やキャップバックス、もしくはニューモバクスNPの追加接種を検討してください。

(D) 64歳以下ですぐに肺炎球菌ワクチンを接種したい方

いづれのワクチンも任意で接種できます。

どのワクチンにするかについては、ご相談ください。