訪問診療 ・ 往診

多くの人はなるべく住みなれた家や施設で過ごしながら、病気の治療や療養をしたいと希望されます。

一方、病院に入院していたほうが「安心」と考える人もいます。

自宅(施設)で医療やケアをおこなう訪問診療とはどのようなものか、何ができるのかなど考えてみましょう。

当院で行った訪問診療・往診の実績です。

2022年7月時点で、直近1年で26人の患者さんを担当させていただきました。

緊急往診21回を含め、訪問診療と往診で652回行いました。

患者さんは、ご自宅と施設等を合わせて5人の方を当院で看取らせていただきました。

 

診療を行う場所の違い

外来医療:病院や診療所の外来でおこなう

入院医療:入院しておこなう

在宅医療:本人の居宅などでおこなう

この在宅医療のなかで、医師が患者さんの居宅(自宅、老人ホーム、グループホームなど)に出向いて行う診療が、訪問診療や往診です。

 

訪問診療と往診の違い

往診:医師が患者さんの求めに応じてそのつど出向く(予定されていない)診療を往診といいます。

訪問診療:あらかじめ医師と患者さんで診療の計画を立て、定期的に(たとえば1週間に1回あるいは2週間に1回など)患者さんの家に出向いて診療するものが訪問診療です。

訪問診療を受けている患者さんが、急に具合が悪くなって臨時に自宅で診察する場合は往診になります。

 

在宅療養支援診療所とは

  1. 主治医が24時間対応で連絡を受け往診することができる
  2. 主治医が対応できないときは別の医師 (連携医と言います)が往診する
  3. 訪問看護ステーションから24時間対応で訪問看護が受けられる
  4. 緊急時に入院できる病院が確保されている
  5. 人生の最終段階の医療について適切に意思決定支援を行える

などの要件を満たした診療所です。

急に具合が悪くなったときには、往診や訪問看護の訪宅で対応してもらえ、安心です。

 

訪問診療の対象は

  • 一人で通院するのが難しい
  • 介護サービスを受けている
  • 外出困難だが定期的な健康管理が必要
  • 認知症や寝たきりで療養している
  • ご家族の介護で手が離せない
  • 最期まで自宅で過ごしたい

可能な治療や処置は

通常の診察や処方など

療養の相談や指導など

処置:点滴・胃ろう等の経管栄養・中心静脈栄養・糖尿病等の自己注射・在宅酸素療法・膀胱留カテーテル・気管切開カニューレの管理・簡易人工呼吸器の管理・痛みのコントロール・褥瘡(床ずれ)の管理など

これ以外にも対応できることはありますので遠慮なくご相談してください。

 

家族の負担軽減のために

ご家族の負担を軽減するためには、外部からの支援が不可欠です。

介護サービスや24時間対応の訪問看護サービスなどを利用し、ケアマネージャーとともに相談して上手に組み合わせて活用し、負担の少ない在宅療養環境を作ることができます。 

 

お問い合わせ

まずはお電話でお問い合わせください。

※診療開始を急ぐ場合、当日から対応もします。

 

ご説明・診療計画のご相談

ご都合のよろしい日時に、相談員または医師・看護師がご説明に伺い、今後の診療計画を相談します。

ケアマネージャーさんにご同席いただき、ケアプランに合わせて診療計画を立てることもできます

料金についても詳しく説明を行います。

診療スケジュールや回数は、病状や希望にあわせて変更できます。