花粉症

今や、日本人の4人に1人は花粉症といわれています。

空気中に富んでいる花粉が、鼻や目の粘膜に摂食することでおこるアレルギー症状を、花粉症といいます。

花粉症を完全に治すことは難しいですが、日ごろの生活に注意し、自分にあった薬を使用することで、花粉症の季節をなるべくつらくないようにすごすことができます。

 

症状: 花粉が鼻や目にはいると…

くしゃみ・鼻水・鼻づまり

目のかゆみ・涙が出る

のどの違和感・胃腸の症状

その他多彩な症状があります

 

原因・検査:

自分が何に対してのアレルギーなのか、どの花粉に対してなのか、検査をして理解しておきましょう。

日本で最も多い花粉症は、春先に見られるスギ・ヒノキ花粉症です。

花粉の飛散量が多いと症状も悪化しますので、花粉症の人は花粉の飛散量や時期を知ることが大切です。

スギ・ヒノキの花粉の量は、気象の影響を受けます。

日照時間が長く、気温が高い夏は翌年の花粉の量が増えます。初冬期の気温が高めだと飛散し始めは遅くなり、厳冬期以降の気温が高めだと、飛散開始が早まります。

 

併せて出てくる症状:

花粉症は直接の症状だけでなく、体がだるい、頭が重い、疲れやすい、眠れない、集中力が出ないなどのいろいろな症状が出ることがあります。

放置するとしだいに症状が強くなり、悪循環に陥る場合があります。

 

治療:

花粉の本格飛散の始まる2週間ほど前から、自分にあった薬を服用することで、シーズン中の症状を和らげることができます。

この初期治療は効果的で、結果としてシーズン中に使用する薬の全体量を少なくでき、楽に過ごせます。

 

予防(症状悪化しないために)

  • 花粉情報を参考にしましょう
  • 窓は閉めておきましょう
  • 洗濯物は室内に
  • 外出するときには…
  • 花粉症用マスクと眼鏡
  • 帰宅時には、花粉をよく払い落としましょう
  • 外出から帰ったら、うがい、洗眼、鼻をかみましょう
  • 部屋の掃除を小まめにしましょう
  • よく眠り、疲れを残さないようにしましょう
  • お酒・たばこは症状を悪化させます
  • 症状がおさまっても、お薬はやめる前に病院に相談をしてください