インフルエンザ

特徴

インフルエンザは普通のかぜとはちがい、突然の38℃以上の高熱、関節痛、筋肉痛、頭痛などの他、全身倦怠感、食欲不振などの「全身症状」が強く現れるのが特徴です。

普通のかぜは1年を通してみられますが、インフルエンザは感染力が強く季節性を示し、日本では例年11月頃に流行が始まり、1~3月にピークを迎えます。

 

診断・治療

診断は症状や経過からも可能ですが、現在は迅速検査が可能で、広く行われています。

通常は、10日前後で症状が落ち着き治癒します。まれにインフルエンザは、肺炎や脳炎(インフルエンザ脳炎)などを合併して重症化することがあります。

抗インフルエンザウィルス薬もでており、必要時は使用されます。

 

予防

流行前に予防注射を受けることで、発症を抑えたり、重症化を減らす効果が知られています。

インフルエンザにかかったときは、人ごみへの外出をひかえ、他の人のうつさないようにしましょう。